皆様ごきげんようございます、野田です。
ギックリ腰になってしまう人が増える季節になりましたね。
みなさんはギックリ腰はご存知でしょうか?
ギックリ腰は、突然起こる強い腰の痛みで、動くこともままならなくなるほどつらい症状です。
重い物を持ち上げた瞬間や、ちょっとした姿勢の変化、くしゃみなどがきっかけになることもあります。
一見「急に起こった痛み」のように思われますが、実はその多くが、日頃の疲労や姿勢のクセの積み重ねによって起こる「慢性的な筋肉の緊張」が背景にあります。
腰まわりの筋肉は、背中・お腹・骨盤・太ももなどと密接に関係しています。
デスクワークや長時間の立ち姿勢が続くと、腰に負担がかかりやすく、筋肉が硬くなってしまいます。
特に
「背中が丸まっている」
「お腹の筋肉が弱い」
「太ももの裏が硬い」
といった状態は、ギックリ腰のリスクを高める原因になります。
予防のためには、まず「腰に負担をかけない姿勢」を意識することが大切です。
椅子に座るときは深く腰をかけ、背筋を軽く伸ばして骨盤を立てるようにしましょう。
また、物を持ち上げるときは腰を曲げず、膝を使って体を沈めるようにすると安全です。
セルフケアとしては、腰だけでなく「お尻・太もも・背中」をやさしくほぐすことがおすすめです。
これらの部分を緩めることで、腰への負担が分散され、筋肉の緊張がやわらぎます。
また、体を冷やさないことも大切で、特に寒い時期は腰まわりを温めておくと予防効果が高まります。
もしギックリ腰を繰り返している方は、体全体のバランスを整えるケアを取り入れてみてください。
もみほぐしやオイルトリートメントなどのマッサージで筋肉の深部を緩めることで、再発防止にもつながります。
日常の中で少しずつケアを続け、腰にやさしい体づくりを心がけましょう。
皆様が健やかでありますように。
