皆様ごきげんようございます、野田です。
夜中に目が覚めてしまう、いわゆる「中途覚醒」は、多くの方が悩まれる不眠の一種です。
リラックスして眠っているはずなのに、夜中にふと目が覚めてしまうと、その後眠れなくなり、翌日の疲労感につながることも少なくありません。
西洋医学の観点では、中途覚醒は自律神経やホルモンの乱れが関与していると考えられています。
例えばストレスや不安は交感神経を刺激し、深い眠りに入りにくくしたり途中で目覚めやすくしたりします。
また、加齢によって睡眠を維持するホルモン「メラトニン」の分泌が減少すると、眠りが浅くなる傾向も。
さらに寝る前のアルコールやカフェインの摂取、夜間の頻尿なども原因として挙げられます。
一方、東洋医学の観点では、夜中に目が覚める時間帯に注目します。
例えば夜中の1~3時は「肝」の時間とされ、ストレスや怒りといった感情が溜まっているとこの時間に目が覚めやすいと考えられています。
また、3~5時は「肺」に関わる時間で、呼吸が浅かったり、悲しみや不安が影響している場合に覚醒することがあるとも言われます。
東洋医学では体と心のエネルギーバランス(気・血・水)が乱れていると睡眠に影響が出るとされ、体質や生活習慣からのケアが重視されます。
どちらの観点でも共通しているのは「心身のバランスの乱れ」が大きな原因となることです。
・寝る前はスマホを控えて深呼吸をする
・湯船に浸かって体を温める
・リラックスできる環境を整える
といったことが効果的です。
また、全身オイルトリートメントやドライヘッドスパは、マッサージ効果によって自律神経を整えるサポートとしておすすめ。
日々のストレスや体の疲れをやさしくほぐし、ぐっすりとした眠りへ導いてくれます。
夜中に目が覚めてしまうという方は、心身のリラックスを心がけてみてください。
当サロンでも皆様をサポートいたします。
皆様が健やかでありますように。
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