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お知らせ

肩関節と股関節

ブログ画像皆様ごきげんようございます、野田です。

肩関節と股関節は、一見すると全く別の場所にある関節ですが、実は体をスムーズに動かすために大きく関わり合っています。
東洋医学やリハビリ、運動学の観点からも「肩と股関節は連動して働く」といわれており、このつながりを理解することで体の不調改善やパフォーマンスアップにつながります。


例えば、歩いたり走ったりするとき、右足を前に出すと自然と左腕が前に振られます。
これは体をねじる動き=「回旋運動」が起きているからです。
股関節と肩関節がバランスよく連動することで、スムーズな歩行や安定した姿勢が保たれているのです。

しかし、どちらかの関節に制限や不調があると、この連動が崩れてしまいます。
例えば股関節の可動域が狭くなると、肩や背中で代償動作をしてしまい、肩こりや腰の疲れにつながることがあります。
逆に、肩関節に問題があると、股関節や骨盤の動きが硬くなり、全身のバランスを崩す原因にもなります。


日常生活では、デスクワークで長時間座っていると股関節が硬くなりやすく、その結果、肩や首に疲れが出ることがあります。
また、スポーツをされる方にとっても、肩と股関節の連動性はとても重要です。
投球動作やゴルフスイング、テニスなどはまさに「肩と股関節の協調」がポイントになります。

セルフケアとしては、肩だけ・股関節だけを動かすのではなく「体幹をひねるストレッチ」や「全身をつなげる運動」を取り入れると効果的です。
リラクゼーションの観点でも、肩関節と股関節を意識してケアすることで、全身のバランスが整いやすくなります。
どちらか一方だけをマッサージによってほぐすのではなく、連動性を意識しながらケアすることで、疲れにくい体づくりにつながっていきます。

肩関節と股関節の関係を知って日々の生活に取り入れることで、体はより快適に動けるようになります。
肩こりや腰の疲れが気になる方は、ぜひ股関節にも目を向けてみてくださいね。

皆様が健やかでありますように。