皆様ごきげんようございます、野田です。
睡眠不足と肩こりには、実は深い関係があります。
一見すると別の問題のように思えますが、体の仕組みを考えると密接につながっているのです。
まず、睡眠不足になると自律神経のバランスが乱れやすくなります。
交感神経が優位な状態が続くと、筋肉が緊張しやすく、特に首や肩の筋肉はこわばって血流が悪くなります。
その結果、肩こりが強くなりやすいのです。
また、眠りが浅いと体の修復や疲労回復が十分に行われません。
本来、睡眠中には筋肉や神経の休息が促されるのですが、質の良い眠りが取れないと肩や首に溜まった負担がリセットされず、翌朝まで疲れが残ってしまいます。
さらに、睡眠不足のときは姿勢の乱れにもつながります。
日中の集中力が低下し、無意識のうちに猫背や前かがみの姿勢が増え、肩や首に負担をかけてしまうのです。
改善のためには、まず「睡眠の質」を高めることが大切です。
寝る前にスマホやパソコンを見すぎない、ぬるめのお風呂で体を温める、深呼吸や軽いストレッチで体を緩めるなど、眠りやすい環境を整えましょう。
また、肩まわりの血流を良くするケアも有効です。
肩甲骨を大きく動かすストレッチや、温めるケアは睡眠の質向上にもつながります。
サロンでのもみほぐしやオイルトリートメントも、マッサージ効果によって筋肉の緊張を和らげ、心身を深いリラックスへ導くのでおすすめです。
肩こりを根本から改善するには、日中の姿勢や運動だけでなく、夜の休養の質を見直すことが欠かせません。
「肩こりがなかなか取れない」という方は、まず睡眠のリズムを整えることから始めてみてはいかがでしょうか。
皆様が健やかでありますように。
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